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お客様の声

結婚指輪 ( 手作り )

飾らない美しさを。プラチナで作る手作り結婚指輪

N様・S様 【千葉】 2023年5月18日

『完成された、ミニマルなデザイン』

今回ご紹介させていただくのは、結婚指輪手作りコースでお作りいただいたお二人です。

お二人が選ばれたのはシャープなシルエットが特徴の平打ちデザイン。

デコラティブな要素を削ぎ落としたミニマルな佇まいは、時代の流行に左右されることのない、永く愛せるご結婚指輪となりましたね。

『お互いに作りあうドキドキ感』

まずはお二人の指輪のサイズや幅に合わせてご用意した、指輪の材料と記念撮影を♪

今回お二人は材料を交換して、お互いの指輪をそれぞれが作って送り合う形でご製作いただきました。

お相手の指輪を作るとなると、ますます失敗できない!と緊張感が増しますよね。そんなドキドキ感も、相手を思いながら手を動かす手作りならでは。職人がしっかりサポートしながらお二人の指輪作りをお手伝いいたしますので、ご安心くださいませ。

『二人で作った今日の思い出』

金属を柔らかくしたり、材料を溶接したり…

指輪を作る上で火を使った作業はどれも大切で、なくてはならない作業ばかり。

職人が普段から行う作業を、maroiではお客様ご自身にも体験をして頂けます。

お二人とも慣れない道具を使った作業が続く中、お互いの様子を見合いながら楽しげに手を動かされていましたね。

時折見せる、二人のお人柄が滲み出る温かな笑顔に、こちらまでふんわりとした穏やかな気持ちにさせていただきました。

『ひとつひとつの作業を積み重ねて』

指輪の溶接を終えたお二人にやっていただくのは、木槌と芯金(しんがね)の二つの道具を使って指輪をまん丸な綺麗な形に整えていく作業です。

道具を構えて、まずはお二人カメラ目線で♪

カーン、カーン…と軽快な音がアトリエの中に響き渡ります。

歪だった輪っかの形が徐々に姿を変えて、綺麗な丸の形に変化していく過程は、指輪作りに長く携わる職人も毎度達成感に包まれる瞬間でもあります。

お客様にも体験を通じてそんな気持ちを一緒に感じていただけたら嬉しいです。

『シンプルなデザインだからこそ』

平打ちのデザインを選んだお二人。指輪作りの後半戦はあらゆるヤスリをあてて指輪をしっかりと磨いていきます。

とてもシンプルな見た目の平打ちの指輪ですが、このシンプルさが、言ってしまえばごまかしの効かない潔いデザインでもあります。

そのため平打ちの形が持つシャープな美しいアウトラインを崩さないよう、シビアな手仕事が求められます。

そんな実は難易度の高い形を選ばれたお二人でしたが、最後まで集中力を切らすことなくひとつひとつの工程をしっかりと積み重ねて作業されていましたね。

お二人がお互いに向けてそれぞれ作る結婚指輪への想い、そしてその想いと共に丁寧にものづくりに向き合う姿がとても印象的でした。

『指輪の完成まであと少し』

長く愛用していく大切な結婚指輪だからこそ、着け心地にもしっかりとこだわりを。指輪の内側には角が残らないように丸く整え、専用の機械を使ってしっかりと磨き上げていきます。

指あたりが良くなるように内側はピカピカに。磨き上がった指輪の変化に、お二人の驚きと喜びが表情から伝わってきました。

『煌めきを秘めた、ヘアライン仕上げ』

長い時間にわたるご製作、お二人とも大変お疲れ様でした。

丁寧に積み重ねたお二人の作業が実った、美しい平打ちのご結婚指輪が完成いたしました。

また指輪の表面を目の細やかなヘアライン仕上げにしたことで、プラチナ特有の凛とした艶感を残しつつ落ち着いた風合いにまとまりました。

シンプルの中にこだわった、艶消しの穏やかさと内に秘めたプラチナの輝き。お二人の求めた雰囲気に寄り添う素敵なご結婚指輪が完成いたしました。

『お二人だけの小さな結婚式』

指輪を作られたお二人へ、maroiオリジナルの似顔絵とドライフラワーブーケをプレゼントさせていただきました。

晴れの日の衣装に身を包んだお二人の似顔絵に、優しい色合いのピンク色を基調としたドライフラワーブーケをお仕立ていたしました。


お互いのために作りあったご結婚指輪、そしてmaroiで過ごした一日が、この先もお二人にとって大切な存在であり続けますように。

末長くお幸せに。


【制作サポート】

 小椋 啓司

【似顔絵・ブーケ制作】

 小椋 歩

完成した指輪