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お客様の声

結婚指輪 ( 手作り )

柔らかな印象に。甲丸の手作り結婚指輪

S様・E様 【東京】 2024年9月8日

『時代や流行に左右されることのない指輪作り』

今回ご紹介するのはmaroiで結婚指輪を手作りされたお二人。

お二人がたくさんのサンプルの中から選ばれたのは、柔らかな曲線が特徴の甲丸型。角がどこにも無いアーチ状の形は、身につけた時に隣の指との指当たりがよく、実用的な意味でも魅力が溢れるデザインと言えます。

時代やトレンドに左右されることなく長く人々に愛されてきた、結婚指輪のいわば王道の形。そんなお二人の指輪が完成するまでを、早速ご紹介していきたいと思います!

『最初の工程は、緊張感漂うバーナーワーク!』

お二人が作っていく指輪ですが、スタートは輪っかの状態ではなくまっすぐな棒の形から。まだまだ指輪の完成イメージがわかないかもしれませんが、今日は沢山の工程を実際に体験していただきながら、指輪を作り上げていきます♪

お二人には材料を曲げていくための下準備として、ガスバーナーを使って材料が高温になるまで熱していただきました。スタート早々ガスバーナーを使う作業ということで、お二人とも少々緊張されたご様子でいらっしゃいましたね。

『形を変え、二人だけの結婚指輪へ』

材料を温めた後は工具を使い、ざっくりではありますが材料を輪っかの形にしていきます!

この作業では、まず両端を少しづつ曲げていくのですが…「折れてしまわないかな?」「もっと曲げちゃっていいのかな?」初めての指輪作りはわからない事だらけだと思います。

maroiの手作り指輪体験は、常に熟練の職人が側についてお二人をサポートしていきます。各工程ごとに道具の使い方や作業終了の目安など、しっかりとお伝えしていきますのでご安心ください。

また当店にいらっしゃるお客様は、指輪作りは初めての方ばかりです。せっかく結婚指輪を手作りしていただくのですから、指輪作りに関するちょっとした疑問でもいいですし、千葉エリアのオススメ情報などなど(!)当日は皆様と色々なお話ができるのを私たちも楽しみにしています。

『叩いた分だけ鍛え抜かれた、美しい指輪』

次にお二人に体験していただくのは「真円だし」と呼ばれるこの作業。ハンマーで叩くことで、指輪そのものの形を綺麗な丸に整えていくのですが、それと同時に地金内部の空気やガスが押し出す目的も担っています。そうすることで地金の強度が増し、長く身につける結婚指輪にふさわしい丈夫な指輪になりますよ◎

『お互いに指輪を作りあって』

体験がスタートする際、材料を交換して相手の指輪を作られることにしたお二人。

自分の手より少し大きな旦那様の指輪を頑張って沢山磨かれる奥様に、曲げの作業等コントロールが難しい奥様の小さな指輪をそっと慎重に持つ旦那様。お二人がお互いのことをとても大切に想われていらっしゃるのが、指輪作りの中でもとてもよく伝わってきました。

『妥協することなく、格別な仕上がりへ』

お二人の指輪作りも、だいぶ終盤に差し掛かってきました。ここから先は、専用の機械を使って指輪を磨き上げていきます。お二人が作業しているのは、指輪の内側を鏡面に整えるパートです。指輪の内側は身につけてしまうと外からは見えなくなってしまう部分ではありますが、指馴染みの良さや文字の視認性など、実は指輪の完成度を決めるにはとっても重要な所となります。

『指輪の艶を生み出す仕上げの作業』

最後は専用の機械を使って、お二人の指輪の表面をツヤツヤに仕上げていく作業です。磨き作業の集大成、お二人の指輪がどんどん綺麗に煌めいていく様子にお二人とも驚かれていらっしゃいましたね。

『完成したばかりの指輪が、お二人の手元で煌めきます』

長い時間にわたる作業、大変お疲れ様でした。お二人が最後まで一生懸命作業された磨きの作業が、完成した指輪に眩い煌めきとなって表れていますね。

また、完成した指輪の内側にはお二人が選んだ刻印を加え、奥様の指輪の外側にはダイヤモンドを一粒石留めいたしました。いつまでも色褪せることのない「永遠」を意味するプラチナを使った、お二人だけの結婚指輪が完成です!

『maroiと二人を繋ぐ、オリジナルのウェディングアイテム』

maroiで指輪をご製作いただいたお二人へ、完成した指輪とともにオリジナルの似顔絵とドライフラワーブーケをお贈りいたしました。

お二人の晴れ姿に想いを馳せながら、ご希望のドレスアップ仕様で似顔絵を描かせていただきました。結婚指輪と共にお二人のこれからの生活に、いつまでも寄り添ってくれるアイテムとなりましたら幸いです。


この度は一生に一度の大切な結婚指輪作りにmaroiを選んでくださり、ありがとうございました。

お二人で一から手作りした指輪と共に、maroiで過ごされたひとときがお二人にとって大切な思い出となりますように。


【制作サポート】

 小椋 啓司

【似顔絵・ブーケ制作】

 小椋 歩

完成した指輪