結婚指輪（手作り）

好みの太さとデザインで。統一感のある手作り結婚指輪

N様・K様【千葉】 2025年2月21日

『それぞれの手によく馴染むものをセレクト』

今回お二人が作られた結婚指輪は、指輪の太さや表面の形がそれぞれ異なるものを選ばれております。

よくお客様からも「結婚指輪はお揃いのものにしたほうがいいですか？」とご質問をいただくことがあるのですが、必ずしもお揃いにする必要は無いと個人的には考えています。ご夫婦でも指輪のサイズや骨格が違うように、どんな形状の指輪が似合うかは人それぞれ。ご自身の手に一番よく馴染むものを選んでいただくのが結果的には一番満足度の高いものとなるのではないでしょうか。

またデザインや太さが異なったものを選んでも、今回ご紹介するお二人の指輪のように素材や表面のテクスチャーなどを一緒にするだけでグッとペア感が感じられる結婚指輪になりますよ。もし指輪のデザイン選びなどでお悩みのことなどございましたら、是非お気軽にご相談ください。

『ゴールドの、確かな重みを感じて』

お二人が手に持っているのは、イエローゴールドの金属の棒材です。棒状のものを曲げたり叩いたり、いわゆる”鍛造”という製法で制作していくmaroiでの指輪作り体験はここからスタートいたします。お二人はお互いの指輪を交換されて作られることに。イエローゴールドの確かな重みをその手に感じながら、スタートの記念にパチリ◎

『材料の変化を観察しながら』

ここからはガスバーナーを使った作業へと移って行きます。イエローゴールドは他の金属と比べると比較的融点の低い素材となるので、温め過ぎには注意が必要。限界を超えて熱してしまうと、最悪の場合材料が溶けてしまいます…！そんな少しドキドキの作業を行って頂きましたが、スタッフの説明をしっかりと聞きながらお二人とも適切なタイミングで地金に火を当てることが出来ていらっしゃいましたね。

『輪の形を目指して！』

スタートの状態は真っ直ぐな棒の形をしておりますので、ヤットコと呼ばれる道具を使いながら材料を緩やかな輪っかの形に曲げていきます。ジュエリーで用いるK18イエローゴールドは硬度もそれなりにあり丈夫なことから結婚指輪にも人気の素材ですが、その性質ゆえに製作の際は「か、硬い…」と苦労される方もしばしば。可愛らしい見た目とは裏腹に、思い通りに曲げていくのが少々難しい金属ですがお二人とも頑張って作業されていらっしゃいましたね。お疲れ様でした！