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お客様の声

結婚指輪 ( 手作り )

シンプルながらも確かな存在感を。メビウスの手作り結婚指輪

H様・T様 【千葉】 2023年8月12日

『二人らしさを詰め込んだ結婚指輪に』

今回お二人が選んだのは、シャープなラインが特徴の平打ち型をベースにしたホワイトゴールドのご結婚指輪。

ベースの形はとてもシンプルですが、そこに造形のアクセントとして指輪をより立体的に魅せるメビウス加工、また程よく艶感を抑え柔らかな質感に仕上がる石目模様を組み合わせいただきました。

こうしたメビウスの形も模様付けも、手作りコースではお客様に体験していただくことが出来ます。

『手仕事から生まれる温もりを大切に』

maroiの手作り結婚指輪コースでは、金属の棒の状態から曲げて溶接をしたり、叩いて形を整え、表面を磨き上げて結婚指輪を完成させていただきます。

決して簡単な作業ばかりではありませんが、大量生産には無い、人の手が生み出した温度感や画一的ではないわずかなニュアンスを表現できるのは、人が手を動かして作るからこそ。

勿論初めての指輪作りでちゃんと作れるかな?と不安を持っている方もいらっしゃると思います。デザインのご相談からご制作まで、しっかりと職人がお二人をサポートして参りますので、どうぞ安心してお二人で指輪作りをお楽しみくださいませ。

『伝統的な技術の継承』

実際に職人と同じ道具や手順を踏みながら、本格的な指輪作りを体験していただきます。

ちなみにお二人がガスバーナーを手に持って行っているのは、「焼きなまし」という作業。焼きなましは、金属を高温に温めてから水などにつけて急激に冷やすことで、金属を柔らかい状態へ変化させることを目的に行なっています。ちなみに日本刀を作る時にも同じような工程を踏んで刀が作られており、こうした科学的な知見が指輪作りにも深く関わっているんですよ◎

金属の種類によっても熱する温度が異なり、お二人が作るホワイトゴールドはやや明るいオレンジ色になるまで熱していただきました。

『段々と愛着が生まれてくる瞬間』

溶接を終えて輪っかになった指輪を、木製のハンマーと芯金(しんがね)と呼ばれる硬い鉄でできた棒を使って指輪らしい綺麗な形を目指していきます。旦那様は気合を入れて、立ち上がっての作業へ(!)頑張って叩くぞ!と意気込んで記念撮影をまずは一枚♪

笑顔でお話をされていたお二人でしたが、いつまにか作業に集中して真剣な表情に。特に模様付けの作業ではお二人とも慎重に指輪のサイズ感も確認しながら、丁寧に石目の綺麗な模様を重ねていただきました。

『ずっと身につける、大切なものだから』

表面に模様がしっかりと入りましたので、最後は指輪の内側の作業になります。これから二人で過ごす毎日に寄り添う大切なものだからこそ、着け心地までしっかりとこだわったものをお渡ししたいと考えています。

手作りだからと妥協することなく、職人のサポートと共にお二人の手で指輪の完成を目指して。すべすべとした指あたりの良い着け心地になるまでしっかりと磨き上げていきます。

『メビウスのラインがキラリと輝く結婚指輪に』

ご制作お疲れ様でした。お二人で作り上げた、世界に一つだけの結婚指輪の完成です。

出来たばかりの指輪と共に記念撮影をさせていただきましたが…まるでずっと着けていたかのようにピタリと馴染んでいらっしゃるな、と感じました。

和紙のようなゆったりとした質感の石目模様にねじった部分のシャープなラインが全体の雰囲気を程よく引き締め、シンプルながらもエッジの効いた素敵なご結婚指輪。ご夫婦でこだわって選んで作ったからこそお二人の雰囲気にぴったりのものとなったのかなと思う程に、とってもよくお似合いでした。

『maroiからお二人への贈り物』

今回結婚指輪をお作りいただいたお二人へ。

オリジナルの似顔絵とドライフラワーブーケの贈り物をご用意いたしました。

似顔絵にはご希望にお答えして、お二人の間に二匹のわんちゃんを加えファミリーイラストを描かせていただきました!

またブーケは明るく軽やかな印象のイエローカラーをベースに仕上げています。


お二人にとって、maroiで過ごした時間がかけがえのない思い出の一つとなりますように。

この度はご来店ありがとうございました。末長くお幸せに。


【制作サポート】

 小椋 啓司

【似顔絵・ブーケ制作】

 小椋 歩

完成した指輪