ふたりのこれからを。永遠を意味する手作り結婚指輪
『メビウスの輪、途切れぬ円が永遠を』
手作り結婚指輪コースでは、ご制作前にしっかりとしたご相談からスタートします。
素材やデザイン、指輪の幅など多くのサンプルを参考にお二人の希望の結婚指輪を見つけていきます。
お話の中で、ストレートな形だけではなく捻ったデザインが好みという事でメビウスデザインをご提案致しました。
メビウスの輪がモチーフとなるデザインは、円が途切れることのない無限ループを描く形が特徴です。その形から永遠を象徴する結婚指輪でも人気のデザインになります。
そんな立体的なデザインの指輪も1本の金属の棒から作る、手作りコースで制作いただけます。
『非日常的な貴重な体験』
普段では扱うことが無いような工具や作業が盛りだくさんの手作り結婚指輪。
まずはガスバーナーを使って、材料を熱していく”焼きなまし”を行います。お二人が選んだ素材はプラチナ。熱に強い素材で、1,700℃以上の高温まで熱しないと溶けることはありません。
お二人にもプラチナが真っ赤に色付くまでしっかりと熱していただいています。
初めての作業で不安もありますが、隣には職人が常にサポートしてますので安心して作業していただけます。
『難しい作業も出来上がった時の愛着に』
メビウスデザインは金属の棒を180度捻るところもお二人の作業で。硬い金属の形が変化していくのは驚きもある貴重な体験になります。
その後はペンチのような工具を使って、棒の端が合わさるように曲げて輪っかを作ります。ここが手作り指輪の工程でも大変な作業です。隙間なく、段差なくピタッと合わせることで綺麗な指輪に仕上がっていきます。苦労したこともまた、二人の大切な思い出に変わります。
『職人感溢れる一枚』
輪っかなった材料は、再びガスバーナーを使って溶接をします。ロウ材と呼ぶ金属の接着剤を合わさった箇所に溶かし流し込むことでしっかりと着けることができます。
歪な形に出来上がった指輪もトントンカンカンと叩いて形を整えていきます。その姿は職人らしく、綺麗な丸に整うと達成感もあるかもしれませんね。
作業中のお二人をパシャリ。素敵なお写真ありがとうとざいます。
『着け心地も大切に』
長く愛用するものだからこそ、見た目のデザインだけではなく、着け心地も大切にしています。
指にさわる指輪の内側部分も丁寧に整えます。角を丸く削り落とし、指あたりが滑らかになるようにコツコツと磨いていきます。
集中して作業していると会話も忘れ、没頭して磨いているかも。二人の大切な指輪もあと少しで完成です。
『二人だけの空間でゆったりと』
丁寧に磨きた指輪は機械を使って、最終仕上げに。地道に磨いた指輪がピカッと輝く瞬間です。
ふたりで手作りしたとは思えない、既製品と変わらないクオリティの輝きがそこにあります。
maroiは完全予約制の二人だけの空間を提供しております。貴重な体験を楽しんで頂くのはもちろん、写真や動画を撮りながらお二人だけの空間で大切な思い出を共有してくださいね。
『職人の手仕事でふたりのこれからをカタチに』
お疲れ様でした。立体的な捻りがアクセントになるメビウスリングの完成です。ふたりで作り上げた達成感と愛着が生まれてきますね。
完成した指輪には職人の手仕事を加えさせていただきました。”千の粒”とも呼ぶ、ミルグレインをメビウスの捻りに一粒ひとつぶ手作業で打ち込んでいきます。長く連なる模様が永遠を意味します。
メビウスの輪とミルグレイン、ふたつの永遠がこれからのお二人の指元で輝いてくれます。
『ふたりを彩る、似顔絵とブーケ』
ドレスアップverでお仕立てした似顔絵。お二人のイメージに合わせ、オレンジのドレスでおまとめいたしました。
やわらかなピンクカラーのドライフラワーブーケとともにお二人を彩るアイテムになれあば幸いです。
これから共に歩んでいくお二人にとって大切なひとつになることを心から願っております。
末永くお幸せに。
【制作サポート】
小椋 啓司
【似顔絵・ブーケ制作】
小椋 歩
完成した指輪