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2022年1月24日

後悔しない!手作り結婚指輪が人気な理由やおすすめなカップルを徹底解説

【指輪について】 結婚指輪 

手作り結婚指輪

手作り結婚指輪が気になっていても、「実際どうなの?」と漠然とした不安を抱えている人は多いかもしれません。

手作り結婚指輪は、お二人で唯一無二のデザインを考えて自分たちの手で作り上げます。

そのため、心に残る結婚指輪を作ることが可能です。

今回の記事では、手作り結婚指輪が人気な理由やデメリット、おすすめのカップルについて解説します。

後悔しない手作り結婚指輪のポイントや気になる費用についても解説するため、ぜひ参考にしてください。

世界に1つしかない結婚指輪を手作りし、一生の思い出づくりをしましょう。

1.手作り結婚指輪が人気な理由

近年、手作り結婚指輪を選ぶカップルが増えてきました。

「ものより経験を大切にする」という価値観が広まってきたからだと考えられます。

手作り結婚指輪の魅力は、以下の4つです。

  1. 一生の思い出作りができる
  2. シンプルでも世界に1つだけの結婚指輪に
  3. 当日持ち帰れるから記念日に作れる
  4. 予算に合わせてデザインを決められる

手作り結婚指輪の魅力を知って、前向きに検討しましょう。

◆一生の思い出作りができる

お二人で手作りすれば、一生の思い出作りができます。

新郎新婦のお二人がデザインに悩んだり、一生懸命制作したりする時間はかけがえのない宝物です。

「デザイン決めで揉めたよね」「一生懸命作ったよね」と、何年経っても結婚指輪を見るたびにその日の思い出がよみがえります。

また、制作風景を撮影すると結婚式や二次会の動画に使うことも可能です。

いつまで経っても色褪せない一生の思い出作りができるでしょう。

◆シンプルでも世界に1つだけの結婚指輪に

シンプルなデザインであっても、作り手が新郎新婦であれば世界で1つだけの特別な結婚指輪ができあがります。

結婚指輪は日常的に身に着けるため、シンプルなデザインに決めるカップルは多いです。

しかし、シンプルなデザインを既製品で購入することに「特別感」を感じる人は少ないでしょう。

似たようなデザインであっても自分達の手で作り上げたものであれば、背景に物語のある愛着のある結婚指輪を身に着けられます。

◆当日持ち帰れるから記念日に作れる

デザインによって、当日に持ち帰ることが可能です。

そのため、「入籍日に手作りしてそのまま身に着けて帰った」と記念日に制作をして思い出深い結婚指輪にすることができます。

記念日の刻印を入れれば、よりオリジナリティのある結婚指輪が出来上がるでしょう。

通常であれば入籍日や前撮り、両家顔合わせなどに向けて逆算して購入を検討しなければなりません。

手作りであれば当日持ち帰れるデザインも多いため、急ぎで必要な際にも利用しやすいです。

ただし、繊細なデザインだと数週間職人に預けなければならないこともあるため、事前に工房へ確認するようにしましょう。

◆予算に合わせてデザインを決められる

予算に合わせてデザインを決められるのも手作り結婚指輪のメリットです。

基本的に、お客さまがデザイン決めてお客さまが制作する手作り結婚指輪は、既製品よりも安い価格で提供されます。

しかし、当然宝石をたくさん付けたり、手彫りデザインを加えたりすると、材料費や加工料が追加でかかります。

逆に「2つで20万円以内」と決めておけば、逆算して「宝石を1つ減らそう」「素材を変えよう」など柔軟にデザインを変更して希望の予算内に収めることが可能です。

もちろん、いくらかかってもいいからデザインを優先することもできます。

2.手作り結婚指輪ってどうなの?知っておきたいデメリット

手作り結婚指輪にはたくさんの魅力がありますが、当然デメリットもあります。

デメリットを理解したうえで「手作りにしよう」と決めなければ、作ったあとに後悔するかもしれません。

知っておくべき手作り結婚指輪のデメリットは、以下の3つです。

  1. 工房によってデザインに制限がある
  2. 時間と手間がかかる
  3. 完成品を事前に確認できない

デメリットを解消する方法もお伝えするため、ぜひ参考にしてください。

◆工房によってデザインに制限がある

工房によって手作りできるデザインに制限があるため注意しましょう。

指輪の製作方法には、主に「鍛造製法」と「鋳造製法」の2つがあります。

鍛造製法金属を熱して指輪の形を作り、ハンマーで叩いて形を整える方法。 金属が引き締められて強度の強い指輪ができますが、シンプルなデザインしか作れません。
鍛造製法 (ワックス製法)ワックスで指輪の原型を作り、職人が型通りに指輪に鋳造する方法。 繊細なデザインに向いていますが、お客さまはワックスで原型を作る体験しかできません。

2つの製法で手作りできる工房もありますが、鍛造にしか対応していない工房も少なくありません。

その場合、シンプルなデザインしか作れないためデザインに制限が出てしまいます。

また、鍛造製法だと金属に触れる作業を行えないため、「自分達で指輪を作った」という満足感は少ないかもしれません。

事前に製法や体験内容を工房に確認してから予約することをおすすめします。

◆時間と手間がかかる

お二人でデザインを決めたり手で作業をしたりするため時間と手間がかかってしまいます。

手作り結婚指輪の流れは、以下のとおりです。

  1. デザイン決め(1時間程度)
  2. 指輪の制作(2時間程度)

半日程度は結婚指輪作りのために時間を作らなければなりません。

デザインを悩んだり手を動かしたりすること自体を楽しめなければ、面倒だと感じてしまうでしょう。

パートナーも一緒に楽しめるかどうかを考慮して手作りか既製品かを選ぶことをおすすめします。

◆完成品を事前に確認できない

お二人で考えたデザインを制作するため、完成品を事前に確認できません。

そのため、「思っていた感じと違った」と後悔する恐れもあります。

しかし、多くの工房にはさまざまなサイズ・素材で作られた結婚指輪のサンプルが用意されています。

自分の手に合う素材や仕上げ、細さを確認したうえでデザインを決定することが可能です。

また、過去の作品を見せてもらえば、完成イメージも膨らみます。

打ち合わせでデザイン面の不安を解消してから制作するようにしましょう。

3.手作り結婚指輪がおすすめなカップルとは

ここまで手作り結婚指輪の魅力やデメリットを紹介しました。

手作り結婚指輪にしようかどうか悩んでいるのであれば、おすすめのカップルの特徴を参考にしてください。

手作り結婚指輪がおすすめなカップルの特徴は、以下のとおりです。

  1. ハンドメイドやDIYが好き
  2. よりリーズナブルに作りたい
  3. ブランド志向でない

順番に確認しましょう。

◆ハンドメイドやDIYが好き

ハンドメイドやDIYなど手作業の好きなカップルは、楽しんで結婚指輪を手作りできるでしょう。

手作りならではの温かみをまとった結婚指輪を生涯身につけることができます。

また、ものを作り上げること自体が好きであれば、ご自身の手で結婚指輪を作り上げる喜びはひとしおです。

「自分達で作った」という満足感を感じられるでしょう。

◆よりリーズナブルに作りたい

よりリーズナブルに作りたいと考えているカップルにも、手作り結婚指輪はおすすめです。

同じデザインであれば既製品よりも手作りのほうが安い価格で手に入れられます。

なぜなら、販売するための販売員やテナント、広告料などが指輪の代金に含まれないからです。

もちろん、プロのデザイナーや職人のサポートはありますが、ほとんどの作業はお客さま自身でおこないます。

作業料も少ないため、材料費に近い料金で作ることが可能です。

コスパ良く結婚指輪を手に入れたいのであれば、手作りを選択しましょう。

◆ブランド志向でない

ブランド志向でないのであれば、理想のデザインの結婚指輪をリーズナブルに手に入れられるためおすすめです。

しかし、パートナーのどちらかがブランド志向であれば、物足りなさを感じるかもしれません。

普段はブランドものを持っていなくても「結婚指輪はあのブランド物にしたい」と特定のブランドに憧れを抱いていることもあります。

独断で手作り結婚指輪を選ばず、パートナーの価値観を確認してから決定しましょう。

4.後悔しない!満足いく手作り結婚指輪にするためのポイント

周りに結婚指輪を手作りした人がいなければ、漠然とした不安を抱くかもしれません。

満足いく手作り結婚指輪を作るためには、以下のポイントを押さえましょう。

  1. 作業内容を確認する
  2. 一生使えるデザインに決める
  3. アフターサービスの内容を確認する
  4. 打ち合わせで妥協しない
  5. 2人で予算を決めておく

ぜひ参考にして、「手作りにしてよかった」と思える結婚指輪を手に入れてくださいね。

◆作業内容を確認する

作業内容を確認し、イメージ通りの体験ができる工房を選びましょう。

というのも、工房によってお客さまの手を動かす作業内容が異なるからです。

一般的に手作り結婚指輪で連想されるガスバーナーやハンマーを使ったクラフトは、鍛造製法といいます。

一方、鍛造製法はシンプルなデザインに向いた方法なので職人の技術力によっては「このデザインは鍛造製法でできない」と断られることも。

工房に行ってから「思っていたのと違った」と後悔することがないよう、思い描くデザインを作るためにどのような作業ができるのかを確認しましょう。

◆一生使えるデザインに決める

40代、50代と年を重ねても生涯を通して身に着けられるデザインに決めましょう。

手作り結婚指輪のデザインは自由に決められるため、あれもこれも装飾を入れたいと思ってしまいがちです。

たしかに、若い手には似合うかもしれません。

しかし、「おじいさんおばあさんになったときにも違和感がないか?」という視点を忘れないようにしましょう。

また、仕事中や冠婚葬祭などあらゆる場面で身に着けられるデザインにすることも大切です。

◆アフターサービスの内容を確認する

アフターサービスの内容を確認してから工房を決めましょう。

日常的に長く身に着ける結婚指輪は、ほかのジュエリーと比べて変形したり石が取れたりする可能性が高いです。

そんなときでも修理をしてくれる工房であれば、安心感があります。

磨き直し・変形修理・サイズ直しなど、無料にしている工房と有料にしている工房があるため、価格も確認するようにしましょう。

◆打ち合わせで妥協しない

打ち合わせでは妥協せず、理想のデザインを追求しましょう。

月日が経ってから「やっぱりこうすればよかった」と後悔しないために必要なことです。

素直に「シンプルすぎて物足りない」「オリジナリティのあるデザインにしたい」と要望を伝えましょう。

多少費用がかかっても気に入ったデザインにすることで、長く愛せる結婚指輪が出来上がります。

◆2人で予算を決めておく

お二人の間で予算を決めてから当日を迎えるようにしましょう。

というのも、お二人の間で相違があるとデザイン決めに時間がかかってしまうからです。

事前に予算を決めておけば、装飾や宝石の数の選択肢が定まります。

オプションの加工をつければつけるほど価格が高くなるため、事前に「2つで20〜25万円まで」と伝えることで予算内のデザインを提案してもらえます。

「一生ものだから指輪にお金をかけたい」「指輪よりも新生活にお金をかけたい」など、お二人で話し合いをしておきましょう。

5.手作り結婚指輪の値段相場|費用の考え方

手作り結婚指輪を作るうえで、気になるのが値段ではないでしょうか。

手作り結婚指輪の値段はデザインによって大きく異なるため、一概に相場を言えるものではありません。

しかし、費用の考え方はどこの工房も似ています。

基本的に、制作の基本費用+素材費+加工費です。

制作の基本費用手作りをするときの基本費用。10,000〜20,000円が相場。
素材費金属素材:サイズ・幅など実際に使った質量に対して費用が決まる。 宝石:宝石の種類・大きさ・グレードによって時価で費用が決まる。
加工費彫刻や刻印など、装飾加工をした際に費用が加算される。

工房のサイトに掲載されている価格情報を確認すれば、理想のデザインにかかる費用を予測できます。

事前にメールや電話で問い合わせをしておけば、想定以上の費用に驚くことはないでしょう。

まとめ

手作り結婚指輪を選ぶと指輪とともに心に残る思い出作りができます。

どんなデザインであっても手作りすれば「愛する人と一緒に作った」という点で唯一無二の結婚指輪です。

ハンドメイドやDIYが好きなカップルやブランドにこだわらないカップルであれば、楽しみながら結婚指輪を手作りできます。

デザインを悩んだり、普段できない作業をしたりしながら、いつまでも色褪せない結婚指輪を手に入れましょう。