結婚指輪（手作り）

質感の対比が美しい、メビウスの手作り結婚指輪

K様・K様【茨城】 2025年3月7日

『温かな雰囲気の中での指輪作り体験』

今回ご紹介するお客様は、手作り結婚指輪のコースでご制作になったお二人。

ニコニコと常に明るい笑顔でご制作を楽しまれている姿がとても印象的だったお二人。ご夫婦での微笑ましい会話やお二人の柔らかな雰囲気にこちらまで心和むひとときを共有させて頂きました。今回はそんなお二人の制作風景をご紹介していきたいと思います。

『二人の指輪作りが始まります』

職人がお二人の指輪の素材や号数などに合わせて、その場で材料をお作りいたします。まずははじめのそのままの状態の材料を手に取ってパチリ◎これからどんな風に指輪の材料が変化していくのか、今から楽しみですね♪

『ドキドキのバーナーワーク』

この作業では「焼きなまし」といって、材料にガスバーナーから出る高温の火を当てて頂きます。こうすることで金属の中の組織がよくほぐれ、この後の作業を進めやすくすることが出来ます。

プラチナの融点は約1,500℃。写真の右下の方で真っ赤な色に染まっているのがプラチナの材料ですが、こんなによ〜く火を当てても溶けることはありません。融点も金属によって異なりますが、例えばイエローゴールドなどに同じ要領で火を当ててしまうと溶けてしまいます。一言で金属といっても、色味だけでなく硬さや融点など違いは様々で面白いですよね。

『メビウスのラインを作り出す、ねじりの作業』

次にお二人にやっていただくのは、センターのメビウスの形を生み出す作業です。今回のお二人の指輪の肝とも言える、とても大切な工程です。

お一人ずつ順番に作業して頂きましたので、お相手の頑張るところをしっかりとカメラに収められましたね♪ドキドキとされながらも着実に形が変化していく様子を、間近でご覧いただきました。

『綺麗な輪っかが生まれる瞬間』

出だしこそ真っ直ぐな棒の形でしたが、棒の端と端を溶接し輪っかの形にまで変化したお二人の指輪。しかしまだまだいびつな形をしていますので、ここからは芯金（しんがね）という棒状の道具と木製のハンマーを使いまん丸の指輪を目指して頂きます！

芯金が綺麗な丸い形をしているので、指輪を差し込んであげてハンマーで芯金の形にそわせるように矯正していくことで綺麗な丸い指輪が出来上がります。

ちょっとくだけた雰囲気や二人の真剣な表情をパチリ。指輪作り体験の中で様々な表情をされていたお二人を、沢山カメラに収めさせて頂きました◎

『指輪を手作りする醍醐味』

この記事を読まれている方の中には、結婚指輪の購入を検討されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

maroiではお二人のように素材やデザインなどを選んで一から指輪を手作りしていただく”結婚指輪手作りコース”のほか、お二人のご要望を伺いながら職人がオーダーメイドで指輪を制作する”オーダー結婚指輪”のコースがございます。

「自分たちで実際に作ってみることで、指輪がどんな風に出来上がるのか知りたい！」という方や「人と被らない、オリジナリティ溢れるデザインの指輪をプロと一緒に作り上げたい」という方など結婚指輪に対する希望は本当に様々です。まずはそれぞれのコースについて詳しく知りたい場合はご相談での予約も承っておりますので、ぜひご検討くださいませ。