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お客様の声

結婚指輪 ( 手作り )

槌目模様が煌めく、メビウスの手作り結婚指輪

K様ご夫婦 【千葉】 2024年10月2日

『オリジナルのテクスチャーを添えた、手作り結婚指輪』

今回ご紹介するのは手作りコースで結婚指輪を作られたお二人。旦那様はピンクゴールド、奥様はホワイトゴールドとそれぞれ異なる金属をお選びいただきました。

ベースの形はお揃いにしながらも、槌目模様を加えることでより個性の際立つデザインの指輪になりましたね。メビウスの形作りや槌目の模様付けなど、当日は沢山の作業を体験されたお二人。ここからはそんな二人の素敵な体験風景をご紹介いたします♪

『異なる素材を選んだ二人だからこそ』

二人で並んで行うこちらの作業。ガスバーナーを使って材料を柔らかく加工しているところなのですが、どの程度火を当てるのかも地金によって異なってきます。こうした細かな違いを実際に目で見て感じていただけるのも、ピンクゴールドとホワイトゴールドと二つの素材を選んだお二人だからこそ。

『ドキドキのねじり作業』

奥様の作業を横から興味津々なご様子で覗き込む旦那様。工具を使って、指輪のメビウス部分を作っているところです。

材料を工具で挟んで180°ぐるりと捻っていくこの作業。「あともう少し!」と一緒に確認しながら少しづつ慎重に作業を進められていらっしゃいましたね。

ガスバーナーやハンマーワークなど、各作業に適した道具を選定して、当日は色々な道具を使って作業していただきます。そのどれもが恐らく普段の生活の中ではあまり見ること、触れることのない道具ばかり。「これはどうやって使うものなのかな?」と考えながらアトリエの中を観察してみると、意外と面白い発見があるかもしれませんよ。

『小さな傷も見逃さないように』

お二人が作っていく指輪は、凸凹の面がいくつも連なって模様となる「槌目」のデザイン。その模様が綺麗に見えるようにするためには、まず地金そのものをまっさらで傷のない状態にしておく必要があります。

写真の中でお二人が行っているのは、スポンジ状のヤスリを使って指輪の表面を磨く作業です。指輪を曲げる際についてしまった傷や、ハンマーの意図しない打ち痕や汚れなどを綺麗に取り除いて、槌目模様を入れる前準備をしていただきました。

『世界にたった一つだけの模様を』

次はいよいよ模様を入れていく作業です!はじめの一周、慎重におそるおそるハンマーを振り下ろしていたお二人。段々と回数を重ねていくことでコツを掴み、順調に模様を入れることができましたね。叩く強さや金槌の当たる角度によっても少しづつ模様の出方が変わるこの作業。それぞれお相手のイメージにピッタリの槌目模様になったのではないでしょうか。

『槌目模様を際立たせる、磨きの作業』

キラキラの模様が入ったお二人の指輪。最後は指輪の内側から、順番に磨いて光沢を出す工程を行います。内側を鏡のような艶々とした質感にまで磨き切ることで、滑らかな柔らかい着け心地に。少しづつ段階を踏みながら丁寧に磨いていただきました。

指輪の外側はまた別の道具を使って。力加減や当て方によってはせっかく入れた模様が薄くなってしまいますので、慎重に磨いていきます。

指輪作りへのお二人の真剣な思いが、指輪を握る手つきや表情からもよく伝わってきますね。最後まで手を抜くことなく作業された二人の指輪の完成まで、残りあとわずかです!

『特別感あふれる、二人の指輪の完成です』

ついにお二人の結婚指輪が完成です。出来たばかりの指輪を身につけて、完成写真をパチリ♪

完成した指輪の内側には、後日職人が日付とイニシャルを刻印いたしました。また旦那様の指輪には1月の誕生石でもあるガーネットを石留めしております。指輪を外した時だけ見ることのできるシークレットストーンは、男性の方は勿論、さりげない装飾にまとめたい方にもおすすめの加工ですよ。

『二人らしさを詰め込んで。maroiが送る小さな結婚式』

maroiでは結婚指輪をご製作されたお二人に、オリジナルの似顔絵とブーケをお渡ししています。似顔絵にはお二人の大切なご家族(わんちゃんと猫ちゃんです!)を加えて。こちらも世界にたった一つの、お二人のためだけにお仕立てしたウェディングアイテムです。


この度はご来店ありがとうございました。

お二人で作り上げた大切な結婚指輪が、いつまでもお二人のそばでキラキラと輝き続けますように。


【制作サポート】

 小椋 啓司

【似顔絵・ブーケ制作】

 小椋 歩

完成した指輪