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お客様の声

結婚指輪 ( 手作り )

色褪せない輝きを。プラチナの手作り結婚指輪

I様ご夫婦 【千葉】 2023年9月25日

『色褪せることのない二人の思い出を』

シンプルリングコースでご結婚指輪をご制作されたお二人をご紹介いたします。

結婚指輪の素材に今回お二人が選ばれたのはプラチナ。プラチナは貴金属の中でも化学的にとても安定し、変質や変色が起こりづらい素材とも言われています。そんな素材の特性を持つ由来から、いつまでも色褪せることのない「永遠」を意味する象徴として沢山の人に愛されてきました。

これから長い時間を共にするお二人に、プラチナはまさにぴったりのセレクトだったかと思います。今回作られた結婚指輪とご制作の思い出が、お二人にとって色褪せることのない大切な思い出になりますように。

『緊張とワクワクが入り混じる、バーナーワーク』

さて、いよいよお二人の指輪作りがスタートしていきます。maroiでは一番初めにガスバーナーを手に持ち、材料を柔らかく加工する「焼きなまし」と呼ばれる作業を体験していただきます。

金属がこんなに真っ赤になっていく過程を間近で見る機会は、なかなか無いのではないでしょうか?少し緊張した面持ちで作業される旦那様と、横から旦那様を笑顔で見守る奥様…そんなお二人の作業風景に思わずシャッターをパチリ。お二人の柔らかな空気感が伝わるお写真になりました。

『お互いの指輪を作り合うことに』

材料を交換してお互いの指輪を作っていくことにしたお二人。材料を曲げて輪っかの形を作る作業では、「これで合ってるかな?」と互いの指輪の状態を確認しながら進められていました。

ちなみにこの曲げる作業は指輪作りの中でやや難易度も高く、皆様苦労されるところでもあります。お二人とも、難しい作業も手を抜くことなく頑張られていましたね!

『小さな積み重ねが織りなす、美しいシルエット』

トントントントン…と二つの軽快なメロディが静かに響き渡るアトリエ。この工程では、ハンマーで指輪を叩き綺麗な形を目指していただきます。

初めは慎重にそっと叩かれていましたが、回数を重ねるうちにしっかりと指輪の隙間を狙って的確な強さでハンマー作業を進めるお二人。まん丸の綺麗な形になる頃には、お二人ともこの作業がとっても上手になっていましたね。

『甲丸の柔らかい雰囲気に惹かれて』

今回お二人が選んだ指輪のデザインは、緩やかなカーブが効いた甲丸のストレート型。外側の丸い形状は見た目の柔らかな印象を作るだけでなく、角のない形状ということからとても着け心地の良い人気のデザインです。

ここからはその甲丸部分をしっかり形作る大切な作業を進めて頂きました。指輪の形が崩れないように、また細かな傷や汚れが残らないように。作業は常に職人が横でお二人の指輪作りをサポートいたしますので、初めての方もどうぞ安心していらしてください。

『完成まで、あと少し!』

いよいよ最後は指輪の内側を磨く作業になります。自分達で一生懸命作り上げてきた指輪が段々と綺麗に変化していく様子は、職人にとっても毎回ワクワクする瞬間です。

お互いの作業をそばで見守りながら、指輪を丁寧に磨き上げて頂きました。

『シンプルながらも確かなこだわりを』

長い時間にわたるご制作、大変お疲れ様でした!凛とした美しい輝きは、まさにお二人の努力の賜物です。

お二人が作られた指輪をお預かりして、奥様の指輪には正面に彫り加工を施し、彫り部分にはキラキラと輝くスターダスト仕上げを追加いたしました。鏡面のピカピカとした艶感や宝石の輝きとも異なる、アクセントの効いた特別な仕上がりになりましたね。

『指輪と共に。maroiから二人への贈り物』

完成した指輪と合わせて、maroiからオリジナルの似顔絵とブーケをお贈りいたします。

似顔絵はmaroiオリジナルのドライフラワーブーケのお色味とリンクさせた、淡いピンク色のドレスアップver.で描かせていただきました。結婚指輪と共にお二人のこれからの生活に、そっと寄り添ってくれるアイテムとなりますように。そんな願いを込めながらお仕立てさせて頂きました。


この度は一生に一度の大切な結婚指輪作りにmaroiを選んでくださり、ありがとうございます。

お互いのために作りあったご結婚指輪とmaroiで過ごした一日が、この先も大切な存在であり続けますように。

末長くお幸せに。


【制作サポート】

 小椋 啓司

【似顔絵・ブーケ制作】

 小椋 歩

完成した指輪