おしゃれで可愛い！コンビリングの結婚指輪
皆さん、コンビリングとはどういった指輪かご存知でしょうか。
コンビリングとはプラチナとゴールドなど、異なる2つの金属を組み合わせてできた指輪です。ファッション性も高く、組み合わせる素材によってもがらりと印象が変わります。ファッション性が高いからこそ、普段の服装やアクセサリーとも合わせやすくなるのも魅力です。
技術的には強度や融点など性質が違う金属を組合わせて作ることはしっかりとした技術と多くの手間が必要になります。それ故、職人の技量が試されるといってもいいかもしれません。
そんな他とは被ることがなく、魅力的でおしゃれなコンビリングの結婚指輪をご紹介していきます。
指輪の一部をアクセントにしたコンビリング
プラチナをベースに一部分に差し込んがゴールドがアクセントになっています。
ゴールドには逆甲丸のように削りを入れ、さりげない中にも立体感があります。また素材の組合せ以外にも異なる仕上げ方法を組み合わせることでモダンでおしゃれな雰囲気になります。
ベースのプラチナよりも細身のゴールドを差し込んだコンビリング。幅の違いをだすことで目を引くアクセントになります。フラットな平打ち型のフォルムですが、他にも丸みのある甲丸やハンマーテクスチャーと組合わせることもできます。
ベースのプラチナリングを繋ぐ架け橋のようにゴールドがアクセントになっています。特徴的なデザインですが『ふたりを繋ぐ架け橋』、『ふたりを繋ぐ赤い糸』といった意味合いがこもったコンビリングです。
上下左右で切り返したコンビリング
指輪の上下で組合せたコンビリング。日によって上下の着用を変えて楽しむこともできます。
ライン加工をいれるとより一層、色味の境目がくっきりとして相性が良い組合せになります。
上下の組合せでも2種類の金属を均等にせず、幅の違いをだして組み合わせることもできます。幅の組合せかたでも印象を大きく変わってきます。
左右で組み合わせると3種類の楽しみ方でできます。プラチナ面を表、ゴールド面を表、そして切り替わる部分を表にと着ける楽しみが倍増しますね。
こちらも仕上げ方を変えたり、テクスチャーを入れることで、さらにデザインの幅が広がります。
斜めに切り返したウェーブデザインのコンビリング
左右の切り返しも指輪を縦にまっすぐではなく、斜めで切り返すことによって、滑らかな切り替わりとスタイリッシュな雰囲気のコンビリングになります。
ウェーブ加工との相性も良く、洗練されたデザインでお洒落さがグッと高まりますね。
内外で組み合わせたコンビリング
指輪の内側と外側で組み合わせたコンビリング。さりげなくコンビカラーを楽しめます。内側の指輪を外側より幅をとって組み合わせることもできます。内側のリングがほんのり見えることでボリュームが増して、高級感のある指輪になります。
メビウスデザインのコンビリング
永遠を意味するメビウスデザインとの組合せ。二つの素材がねじり交わって、途切れることない円になります。特徴的なねじれが、コンビリングをより華やかにしてくれます。
ギメルデザインのコンビリング
同じ形の2つの指輪が重なり合って一つの指輪になるギメルリング。その形から『双子のリング』とも言われます。抱き合い離れることのない指輪は二人の永遠を意味します。コンビリングにすることでプラチナが男性、ゴールドが女性とすると、ギメルリングの意味合いとぴったりですね。
コンビリングは二つの素材を組み合わせることによって、結婚指輪のバリエーションが無数に広がります。シンプルなデザインでもコンビリングにすることで目を引くアクセントになったり、特徴的なデザインと組合わせれば、他のカップルと被ることのない結婚指輪になります。
素材の組わせから仕上げ、フォルムなど選ぶことから楽しみがあるコンビリング。お二人だけの特別な結婚指輪を検討してみてはいかがでしょうか。
【書いた人】
クラフトマン 小椋
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